
【FAQ】IPsecのあるある疑問をパパっと解消
そもそもIPsecって何?
IPsecとは?
VPNとは?
IPsecとVPNの関係
具体的なイメージ
まとめ
IPsecとESPの関係は?また、IPsecとIKEの関係は?
IPsecとESPの関係
IKEv2とは?
IPsecとIKEv2の関係はこう考える!
鍵交換のフェーズで中間者攻撃される危険性もあるよね?
IKEv2 鍵交換の前のやり取りは本当に危険?
IKEv2 が中間者攻撃を防ぐ仕組み
① Diffie-Hellman (DH) 鍵交換
② Nonce (ノンス) とハッシュの検証
③ デジタル署名 & 証明書 (ID 認証)
④ 暗号アルゴリズムのネゴシエーションの保護
まとめ:IKEv2 が中間者攻撃に強い理由
フェーズ1 (IKE-SA) で Diffie-Hellman で鍵を共有できるなら、それだけで直接 IPsec のパラメータ交換して、そのまま通信開始すればよくない?
まず前提整理:フェーズ1 とフェーズ2 の役割
なぜ IKE-SA だけじゃダメなのか?
1. IKE-SA の鍵は IKE 用、データ通信には向かない
2. 複数の Child-SA を作れる柔軟性
3. 鍵の再生成・ローテーションがスムーズ
4. フェーズ1 だけだと IPsec の細かい制御が難しい
まとめ:フェーズを分ける意味
もしフェーズ1だけで済ませると?
結論:フェーズを分けることでセキュリティと運用性を両立
フェーズ1の鍵が漏洩したら、元も子もないんじゃない?
前提確認:フェーズ1とフェーズ2の関係
鍵漏えい時のリスクと設計思想
1. Diffie-Hellman の鍵交換自体は超強力
2. Perfect Forward Secrecy (PFS) の意味
3. フェーズ1鍵の漏えいは超クリティカルだけど短命
4. 鍵漏えいの現実的な経路
フェーズ1鍵漏えい時の対策
結論:フェーズ1の鍵漏えいは致命的、でも設計上の防御策は万全
フェーズ1 (IKE-SA) が短期間で終わるなら、フェーズ2 (Child-SA) の鍵ローテーションって意味あるの?
フェーズ1とフェーズ2の役割をもう一度整理
なぜフェーズ1が短期間でもフェーズ2の鍵ローテーションが必要なのか?
1. IKE-SA は「メタ通信路」、Child-SA は「実データ通信」
2. フェーズ1の再ネゴシエーションは重い
3. セッション継続性の確保
4. 攻撃者のコストを爆増させる
まとめ:フェーズ1短期終了と鍵ローテーションのバランス