はじめに
最近、ちらほらと耳にするようになった光目覚まし時計。朝の目覚めをよくするらしいから、興味はあるけど具体的にはよくわからない。そもそも科学的根拠があるのかすら不安に感じる。
ここでは、そんな方の疑問・不安に応えながら光目覚まし時計のメリット・デメリットなどを明確にしていきます。また、本当に効果のある光目覚まし時計の条件も紹介します。もし、購入を考えている方はパチモン(偽物)を掴まされないようにしましょう!
フレッシュで生産的な朝を迎えることは、結果的に夢や目標を達成しやすくなります。果たして、光目覚まし時計にはそのような効果があるのか…..一緒に見ていきましょう!
【扱うキーワード】
- 科学的根拠
- 光の効果
- 購入時の判断条件
科学的根拠はあるの?
そもそも、『科学的に根拠があるのか?』という不安がありますよね。
結論から言うと、100%ではないが十分な効果は期待できるという結論になります。以下に研究者の肯定・否定意見を紹介します。
肯定的な研究者の意見
- 光目覚まし時計は、朝の明るい光によって体内時計をリセットし、自然な目覚めを促すことができる。
- 光目覚まし時計は、睡眠サイクルを調整し、朝の眠気を軽減するのに役立つ。
- 他の方法よりも優れているとされる科学的根拠がある。
- 光目覚まし時計は、季節性情動障害(SAD)や睡眠障害の治療に有用であるとされる。
否定的な研究者の意見
- 光目覚まし時計の効果は個人差があり、すべての人に同じように効果的とは限らない。
- 光目覚まし時計が睡眠障害や健康問題を悪化させる可能性がある。
- 光目覚まし時計は、環境や季節によって制御できない場合があり、効果が制限されることがある。
- 光目覚まし時計が他の方法よりも優れているとする科学的根拠に疑問がある。
このように、若干研究者によって意見が分かれる部分もあります。しかし、レビューなどの実際の使用者の意見では効果を実感している人が多く見られます。なかには、満足度が97%の光目覚まし時計もあるほどです。(あとで、載せておきます。)
以上より、光目覚まし時計は科学的にはまだ100%と実証できていないが十分に効果は期待できると言えるのではないでしょうか。
なんで『光』だといいの?
次は、光と目覚めの関係について紹介していきます。
結論から言うと「光は浴びる時間帯でメリットにもデメリットにも成り得る」ということです。
以下で具体的なメリットとデメリットを紹介します。これを読むと「朝に太陽の光を浴びるとよい」という定説も納得できますよ。
光のメリット
- 朝に明るい光を浴びることで、体内時計がリセットされ、自然な目覚めを促進します。
- 光は覚醒状態を促進し、朝の眠気を軽減するのに役立ちます。
- 光には気分を改善する効果があり、季節性情動障害(SAD)などの症状を軽減するのに効果的です。
- 朝に明るい光を浴びることで、集中力や注意力が向上し、生産性が向上することがあります。
光のデメリット
- 夜遅くまで明るい光を浴びると、眠りを妨げる可能性があります。特に、ブルーライトが眠りを妨げることが知られています。
- 人工的な光を使用する場合、体内時計が混乱する可能性があります。特に、夜間にブルーライトを多く浴びると、睡眠サイクルが乱れることがあります。
以上が光と目覚めについてのまとめです。要するに、光は浴びる時間帯でメリットにもデメリットにも成り得るということです。
購入時の判断条件・注意事項
次に、光目覚まし時計の商品選びにおける判断基準を紹介します。もし判断基準をしっかり持たないとパチモンをつかまされることになります。ただ安ければいい、高ければいいわけではないことを紹介していきます。
結論から言うと
- 2500ルクス以上
(距離を考慮すると20,000ルクス以上必要) - 健康(目)に優しい
- 返金制度がある
この3つが光目覚まし時計を判断する上での条件にいれるべきことです。
2500ルクス以上か?
ではまず1つ目の2500ルクスとうい数字が何を意味するのか?ここから紹介していきます。
2500ルクスとは
- ルクス(lux)は照度を表す単位
=1平方メートルあたりに照射される光の量 - 2500ルクスは非常に明るい光のレベル
=晴れた日の日光の強さに相当する - 体内時計を整えるための基準値
→これを下回るとNG
ポイントは3つ目です。要は、2500ルクス以上の光量がない光目覚まし時計は、ただのセンスがない間接照明です。そのため、2500ルクス以上は条件の必須項目に入れておきましょう。
*注意点
ただ、注意点があります。それは「商品表示されている値のほとんどが0cmでの測定値」ということです。
私たちは、目覚まし時計を30cmくらい離れた距離に置きますよね。つまり、なにが言いたいかというと、光が減衰する30cm分、余分に光の量が必要になるということです。また、30cmの距離に2500ルクスを提供すには、20,000ルクスが必要といわれています。
要するに、2500ルクスという効果的な光を浴びるには20000ルクス以上の性能をもつ光目覚ましを探す必要があるということです。
目に優しい設計か?
2つ目の条件は「目に優しい設計」ということです。先ほどまでで、20,000ルクスは必要ということが分かりました。しかし、それは非常に明るい光です。利用方法を間違えると健康被害にも繋がります。設計に関しては以下の機能が提供されていることをチェックしてみてください。
- 調光機能: 光の明るさを調整できる機能があることが重要です。明るさのレベルを調整することで、目の負担を軽減し、個々の好みや環境に合わせて光を調整することができます。
- 自然な光のシミュレーション: 太陽の光に近い自然な光を模倣することで、目に優しい照明を提供することができます。特に、青色光を含まない温かみのある光を使用することが推奨されます。
- 光の拡散: 光を柔らかく拡散させることで、目にやさしい照明を提供することができます。鋭い光やまぶしさを和らげるために、拡散板やカバーを使用することが有効です。
- 眼保護機能: 光目覚まし時計には、目を保護するための機能が組み込まれていることが望ましいです。例えば、眩しさを軽減するフィルターや、ブルーライトカット機能などがあります。
返金制度があるか?
最後の条件は、返金制度があることです。
光目覚まし時計のデメリットとして、
- 光り目覚まし時計は概して1万~3万円ほどします。
- 加えて、効果には個人差もあります。
このようなデメリットを最小限にするのがすぐに返金できる制度です。
長くなりましたが以上が、購入時の判断条件・注意事項になります。
再度結論だけ、まとめておきます。
- 2500ルクス以上
(距離を考慮すると20,000ルクス以上必要) - 健康(目)に優しい
- 返金制度がある
購入時はこの3つの判定基準をおさえておきましょう!
光り目覚まし時計の効果
では、今までの内容をまとめていきましょう。
- 簡単に体内時計を整えられる→生活リズムが安定する
- 起立性調節障害の改善になる→光を活用しないと治しにくい障害
- 音などのストレスなく起きれる→フレッシュな朝になる
- 用途を間違えると眠りの妨げや体内時計の混乱が発生する
- 効果がないパチモン(偽物)が多い
- 高性能を求めると値段が1~3万円する
- 毎日の生活でつかうから、元を取りやすい
仮に2万円で3年間使用すると1日約18円で済む - 眠気の軽減、気分の改善、生産性の向上などの光による恩恵がある
- フレッシュで生産性のある1日を送れる
→夢や目標の達成に寄与する
ざっと、こんな感じですね。やはり、朝をフレッシュで生産的なものにしたい場合は十分試す価値があると思います。また、購入する際はこれまで説明してきたことを考慮しつつ、判断すると失敗のない買い物ができると思います。当ページを参考までにお使いください。
おわりに
では、さいごに私がおすすめの光り目覚まし時計を紹介します。これは値段が1~3万ほどしますが、既に書いたように満足度が97%の商品です。そして、もちろん20,000ルクス・返金制度など多くの条件を満たしている光目覚まし時計です。
もし気になったらご自分でもリサーチしてみてください。
p.s.逆にもし、これよりも良い製品があったら教えてくださいね。
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