【応用情報/対策】OSI基本参照モデル-第7層(アプリケーション層)【衝撃簡単】

OSI基本参照モデル 第七層
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はじめに

本日は、OSI基本参照モデルの第七層をスッと簡単に理解していきましょう!まずは第7層を学ぶことで何に活かされるかを知っておきましょう!

【第7層を理解すると...】

第7層を勉強すると、インターネットやネットワークの裏側で何が起こっているかを理解できます。ウェブサイトがどのようにブラウザに表示されるかや、メールがどのように送受信されるかなど、日常的に利用しているサービスの仕組みが見えてくるでしょう。さらに、アプリケーション層の知識は、ウェブ開発ネットワーク管理セキュリティ対策などの分野で活かせます。新しいテクノロジーやサービスについて学ぶときも、その背後にある基礎的な概念を理解することで、より深く理解できるでしょう。そして、自分がインターネット上で行うさまざまな活動に対する理解が深まり、より効果的な利用が可能になります。

【ここで扱う用語】

アプリケーション層(ユーザーとのインターフェースを担当)

API(開発者とアプリケーションのインタフェースを担当)

HTTP(WebブラウザとWebサーバのインタフェースを担当)

HTML(マークアップ言語)

URL(インターネット上におけるファイルの住所)

これらの基礎的な用語を理解して、応用情報技術者試験を合格していきましょう!

アプリケーション層

アプリケーション層

アプリケーション層は、ユーザーとコンピュータネットワーク間のインタフェースを担当します。これは、ユーザーが利用するアプリケーションソフトウェアがこの層に相当します。

アプリケーション層では、ネットワーク上でデータを転送する際に使用するプロトコル手順が定義されています。これらのプロトコルは、特定の目的に合わせてデータを処理し、送信元から受信先まで確実に届ける役割を果たします。

*インターフェース:何かと何かの仲介役

【アプリケーション層の具体例】

アプリケーション層には、例えば、ウェブブラウザ、メールクライアント、ファイル転送ソフトウェアなどが含まれます。

  • ウェブブラウザを使用してウェブページを閲覧する場合
    • HTTP(HyperText Transfer Protocol)というプロトコルが利用されます。
      (このプロトコルは、ウェブサーバーからクライアントのブラウザにウェブページを転送するための規則を定めています。)
  • メールを送受信する場合
    • SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、IMAP(Internet Message Access Protocol)などのプロトコルが使用されます。
      (これらのプロトコルは、メールの送信元から受信先までの信頼性の高い転送を確保します。)

API(Application Programming Interface)

API

APIは、開発者とアプリケーションのインターフェース

APIは異なるアプリケーション間でのデータの受け渡しや機能の共有が容易になります
→システムの開発や運用の効率が向上し、柔軟性や拡張性を高めることができます。

【APIの具体例】

APIは例えば、SNSアプリの開発者が、そのアプリでTwitterやFacebookの投稿を表示する機能を追加したい場合、TwitterやFacebookが提供するAPIを利用して、その機能を実現することができます。これにより、開発者はTwitterやFacebookの機能を再開発する必要なくAPIを介して情報を取得したり操作したりすることができます。

p.s. SNSやゲームアプリを楽しむ際には、APIがその裏側で活躍していることを知ると、ソフトウェアの世界がさらに面白く感じるかも!

HTTP(HyperText Transfer Protocol)

HTTP
  • HTTPは、ウェブブラウザとウェブサーバー間で情報をやり取りするためのプロトコル(インタフェース)です
  • HTTPの動作原理や特徴、利点などが問われることがあります。HTTPはウェブページの表示だけでなく、画像や動画、スタイルシートやスクリプトなどの各種リソースの取得にも使われます。
  • HTTPはウェブページのセキュリティにも関わっています。HTTPSというHTTPのセキュアなバージョンがあり、これを使うことでデータの送受信が暗号化され、より安全な通信が行われます。
【HTTPの具体例】

インターネットを利用する際、ウェブブラウザ(Google、Yahoo!など)を使ってウェブページを閲覧することは日常的な行動の一つです。そのときに使われているのがHTTPです。ブラウザがウェブサーバーに「このページの情報をください」と要求すると、ウェブサーバーはその要求に応じてページのデータをブラウザに送り返します。このときに使われる決まり事(インタフェース)を提供するのがHTTPです。

p.s. ウェブ開発者にとって、HTTPの仕組みを理解することでより効率的にウェブアプリケーションを開発することができますし、ネットワークエンジニアは、HTTPを使った通信のトラブルシューティングなどに役立ちます。

HTML(HyperText Markup Language)

HTML
  • HTMLは、ウェブページの構造やコンテンツを記述するためのマークアップ言語です。
  • HTMLは、タグと呼ばれる特定の記号で囲まれたテキストで構成されており、それぞれのタグが要素を定義しています。例えば、<p>タグは段落を表し、<img>タグは画像を表示します。
  • HTMLを理解することで、自分のウェブページを作成したり、既存のページをカスタマイズしたりする能力が身につきます。

p.s. HTMLはウェブ開発の基礎となる言語であり、将来的にウェブ開発者やウェブデザイナーとして活躍するためにも重要です。

URL(Uniform Resource Locator)

URL
  • URLは、ウェブ上のリソース(例えばウェブページや画像など)の場所やアドレスを示す識別子です。
  • URLは、ウェブ上のリソースを特定するための重要な要素であり、正しく理解することで、ウェブページやファイルへのアクセス方法を理解し、効率的にウェブを利用することができます。
【URLの具体例】

例えば、”https://www.example.com/index.html“というURLの場合

  • https://」がプロトコル
  • www.example.com」がウェブサイトのドメイン名
  • /index.html」がウェブページのパスやファイル名を表します

p.s. ネットワーク管理者にとってURLは、URLフィルタリングやアクセス制御などのセキュリティ対策に必須のスキルです。

おわりに

今回は、OSI基本参照モデルの第7層を勉強しました。その中でも、アプリケーション層、API、HTTP、HTML、URLの5つの重要用語をピックアップしました。これらの基礎的な用語を学ぶことで、知識の派生に繋がります。今日でしっかりとした土台ができたので、これからはその土台を活かしてどんどん知識を貯めていきましょう!では、さらばじゃ!

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