記事の対象読者
やる気満々で取り組んだのに、まったく成果が見えず勉強のモチベーションが下がってしまった。勉強嫌いであれば、誰しも通る道だと思います。かく言う私も1年前まではその道を通っていました。
しかし1年前に勉強法を変えて以来、取得したいと思った資格を短期間でどんどん取れるようになるくらい勉強能力が上がりました。また、その成功体験が自信に繋がり、自分にはできないという思い込みが消え、興味の湧いた分野には躊躇うことなく積極的に挑戦できるようになりました。
私は書籍やYouTubeなどから勉強方法の着想を得ました。そこで気づいたのが、「成果が出ないのは能力がないからではなく、勉強のテクニックがないだけ」だと気づきました。そして、その気づき以降は結果が上述のような、うなぎ上りになっていきました。
この記事では、そんな自分の能力が低いから勉強ができないと思い込んでいる人に向けた記事です。勉強はテクニックです。
以下では、私が実際にやって効果があった勉強法や考え方を紹介しています。
記憶は脳にまかせる
効果があった勉強法の1つ目は、「記憶は脳に丸投げする」という勉強法です。
この項はこちら↓のこちらから着想を得ています。
完璧な理解よりもスピードを重視する
よく聞く話ですが、記憶は繰り返すことで定着します。繰り返すにはある程度の時間がかかります。そんな中で、1番の障壁は解説を読んでもスッと理解できない問題です。しかし、その様な躓く問題は飛ばしちゃいましょう。
なぜなら、時間を大幅にロスすると共に、集中力が切れる原因にもなるからです。ここで、1番重要なことは「今すぐにすべてを理解する」ことではなく、「反復学習をして記憶を定着させること」です。まして、そのような問題は今すぐに理解できなくても、何回か反復している過程で大抵は理解できるようになります。
なので、まずは完璧な理解よりもスピードを重視することを意識するようにしていきましょう。
記憶は脳の役割。作業にフォーカスするだけ。
上↑の動画にもある通り、記憶は脳の仕事です。なので、私たちはベストな作業を繰り返せばいいだけです。
勉強と表現すると重苦しくなるので、単なる作業だと思っちゃえば勉強机に向かうストレスもなくなります。
この勉強法・考え方を取り入れるメリット
・記憶が定着する
反復作業をすることで、脳がそれを重要な情報であると捉え記憶を定着させることができる。
・勉強を継続できる
勉強を作業化することで、以下の様な好循環を起こします。結果的に勉強が継続されます。
まとめ
- 記憶は脳に丸投げする
- 記憶は反復で定着する
- 理解よりもスピード重視
- 勉強を作業として捉える
インプットよりもアウトプットを意識する
効果があった勉強法2つ目はアウトプットを重視することです。有名な例ですが、コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士によるとインプットとアウトプットの黄金比は3:7だと発表されています。(以下↓の書籍より)
これを知ってからは、私自身もアウトプットを重視した勉強法を取り入れるようになりました。そしてそれに伴い、結果もついてくるようになりました。
では、以下では私が実際にやった効果的なアウトプット法を紹介します。
過去問を解く
これはとてもシンプルですが、過去問を解くというものがあります。
過去問を解くことで、自分の分かる所・分からない所が明確にすることができます。また、参考書のどのような部分に着目すればいいのかも判明するため、勉強を効率的に進めることができます。
シンプルな方法ですが、癖がなくて誰でも実践できるアウトプット方法だと思います。
知識の活かし方を考えながら学ぶ
2つ目は「知識の活かし方を考えながら学ぶ」というものです。学んだ知識を変形させて、新たなアイディアを生み出すということもアウトプットの1つです。以下ではこの側面を利用したアウトプット法を提供しています。
当たり前のことですが、知識はどんなに貯めても、どこまで行っても知識です。私たちが勉強する目的は知識を貯めこむことではなく、その知識を使ってアイディアを作り、価値を生み出すことです。よね?
だとするなら、勉強するときは知識を知識として終わらせるのではなく、その知識の利用法を考えながら勉強するようにしましょう。すると、必然的にその知識の要点を押さえられるようになります。なぜなら、知識を利用するには、その知識を理解する必要があるからです。
以上が2つ目のアウトプット法です。本を読むときには是非使ってみてください。なんとなく読むよりも確実に、頭に入る実感をすることができます。
chatGPTによるアウトプット法
これは、私が最も効果的だと感じたアウトプット方法です。
具体的な方法は、以下の記事を参考にしてもらいたいのですが、簡単に言うとchatGPTを家庭教師のように扱い、学んだ知識を自分の言葉でchatGPTに説明します。そして、それを添削してもらう。というようなアウトプット法です。
まとめ
- インプットとアウトプットの黄金比は3:7
- 知識は活かしてこそ、価値を生む
- 過去問を解くことはやっぱり重要
- chatGPTはアウトプットに最適なツール
勉強する意味を意識する
最後に紹介するのは「勉強する意味を意識する」ことです。こちらは勉強法というよりは、勉強を継続させるための考え方ですね。
勉強する際に、夢・目的・ゴールがないと勉強をする必要性が感じられず、学びを中断してしまうことがあります。そのため、しっかりと勉強をする目的を日々、確認できるようにしておきましょう。
勉強がルーティン化してくると、本来の目的を本来の目的を忘れてなんとなく勉強してしまうタイミングが来てしまいます。そんな時の対策方法を以下で紹介します。
勉強をする目的を日々意識するには
勉強の目的を見失わなり1番のおすすめは、参考書の見開きに目的・意味を書き記すことです。このようにすることで、毎日必ず確認できます。
また、そこには目的や意味だけでなく、人生における夢や目標を書くこともおすすめします。そうすることで、より勉強の必要性を実感できるようになります。
まとめ
- 記憶は脳に丸投げする
- 完璧な理解よりも反復を意識
- 勉強ではなく、作業と思う
- インプットよりもアウトプットを重視
- 知識は貯めるのではなく活かすもの
- chatGPTは優秀な家庭教師
- 勉強する意味を意識することが継続に繋がる
まとめると、このようになります。これで、この記事の内容は終了です。
最後に「手段の目的化」についてお話させてください。手段の目的化とは、ドイツの哲学者カール・マルクスが提唱したもので、「ある目的を達成するために選択した手段が、いつの間にかその手段を実行すること自体が目的になってしまうこと」を指します。
私がここでお伝えしたいことは、勉強を目的にしちゃダメ!ということです。勉強はあくまでも手段です。散々ここまで勉強について書いてきましたが、もし勉強が目的になっている方はいま一度自分の夢・目標などを明確にしてみてください。
そしてその結果、本当に勉強が手段として必要である場合のみ、上述した勉強法を実践して勉強してみてください。そして、夢を実現してください。この記事が皆さんの成功に少しでも役立てられたら幸いです。